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入院。


もう12月。大好きなポインセチアの季節。

毎年買うけど、緑の新しい葉が出てくるまで長持ちしてる。

が、色がなくなると可愛くないので泣く泣く捨ててる笑笑

プリンセチア。花言葉は思いやり。

プリンセチアの売り上げの一部は日本乳がんピンクリボン基金に寄付されるそう。

知らなかった。



R2。4月30日。

やっと先生に会えたーーーー。嬉しい。

エコーのやり直し。3つ目の何かが見つかり、広がっているように見えるのでこれがガンであれば温存は難しいとのこと。

MRIももう1度こちらで撮らせて下さい。

MRI、病院によって全然写り方が違うらしくここのはかなり正確だと言っていた。

心電図に肺の検査。全部やり直し。

5月20日に手術が決まった。


5月1日。

MRIの後、麻酔の先生のお話。

すごく気さくで面白い先生だった。いろいろ質問される。

『仕事は?」『ピラティスってなに?』『お酒は週何日飲んでる?』

まだピラティス知らない人がいる笑

私『・・・それが今、毎日飲んでます。コロナで仕事がないので。』

そうなんです。毎日姉の家で姪っ子とケーキ作ったり、夜ごはん作ってはお酒を飲んでいたのです。

もうできてしまったものは仕方がないので、生活を改めるのは手術終わってからにしようと思ってました笑笑

何ともお気楽なガン患者です笑

飲み続けて1ヶ月。そんな生活も飽きるものです。


5月19日。入院。

病院食が食べれない私。

婦長さんに入院中食事はなしでお願いします。と告げると栄養のことを考えているのでと断られた。

前の病院はなしにしてくれたのに、今回はいろいろと厳しい。

11時。姉と病棟へ。入ってびっくり!!

思わず、『これ本当に無料の部屋なんですか?』って聞いてしまった。

大きな窓に山が見えて、最高の景色に明るくて綺麗な4人部屋の病室。

しかも窓際。ラッキー。

気分が明るくなって、病気も治りそうな気がする。

前の病院は古くて殺風景で暗い病室だった。

こんなに違うのか。。家から近いってだけで選んだらダメだな。


夕方姉が来て、先生のお話。

温存できることになったが、やはり3ミリぐらいの何かが気になるが大体は1度に2個までしかガンは出ないらしい。放射線で恐らく消えるが、気持ち悪かったら切ってもよし。

『開けてみてもしガンだったら切ってもらえないんですか?』

見たらガンだと分かるのだと思っていたが、そうではないらしい。

それでなくても小さな胸が広範囲になるとますますペタンコになってしまう。

『切らなくて大丈夫です。』

巨乳に憧れはなかったが、ここにきて本当に巨乳が羨ましい笑

少々切っても無くならない。

そういえば、中学生の時好きだった先輩からまな板とあだ名をつけられていたことを後々に付き合ってから聞いたことを思い出した。。


5月20日。

昨日はほとんど寝れなかった。。

枕が変わると寝れない繊細な私。

しかし、病院食に驚いた。

牛乳、マーガリン、ドレッシング、白砂糖を使ったデザート。

未だに体に悪いとされているもの、いっぱい出してる。

なぜ精進料理みたいな、質素だけど栄養取れるような食事にしないんだろう。

ほとんど手をつけれない。。動いてないから、お腹もあまり空かない。


夕方、頼りなさそうな若い先生が明日の手術の印をつけると処置室へ。

病室に戻るとすぐ担当医がきて、『間に合わなかったのでもう1度見せて下さい。』

暗闇でエコー。さっきあの先生に付けられたところと全然違うやないかいっ笑

先生『やはり2つは繋がってました。』

私『それって針からいってるってことですか?」

先生『恐らくそうでしょう。帰り道わかりますか?』

関係者用のエレベーターで外来まできたので、気遣ってくれた。

60代ぐらいで、品があって腰の低い紳士的な医師。

本当にこの先生に出会えて良かった。。。

セカンドオピニオンを勧めてくれた姉、友達、真印先生に感謝。















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