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決断。

更新日:2021年10月30日

令和2。3月19日。

1週間ファスティング開始。

姉が準備食の玄米お粥を作ってくれ、友達が酵素ドリンクとお水をくれた。

ありがたい。

最近めちゃくちゃ眠たくて、かなり寝てる。

心配事や気になる事があるとすぐ寝れなくなるデリケートな私。。

瞑想始めてから睡眠の質が変わった。

瞑想の後の睡眠が暖かいものに包まれている感じで、めちゃくちゃ気持ちいい。



3月24日。

検査結果。嫌な予感。カウンセリングの女性が診察室に。3年前と同じ女性のカウンセラーの方だった。

特にこの人から感じるものはなかった。。

あなたのカウンセリングは必要ないです。

医師「悪い結果です。やはり悪性だったので全身に回っているので、全身治療になります。お仕事しながらだと、このホルモン治療がベストだと思います。注射で生理を止めて、薬でエストロゲンを止める。毎月5万ぐらいかかります。卵巣を取る手術が10万円ぐらい。長い目で見たら、毎回の注射代を考えるとその方が安いので卵巣とる方もいらっしゃいます。」

私「余命どのくらいなんですか?」

医師「うーん・・・いろいろなパターンがあるのではっきりはわからない。術後に何も治療してない例がない。なぜ前回放射線しなかったんですか?」

結局病院って、統計学なんだなと思った。前例がないことはわからないらしい。

今答えを出せなくて、持ち帰ることに。


ファスティング6日目。新月。

右胸全体がスーーってミントを塗ったみたいな感覚。

これ何だろう?


3月31日。決断の日。

まだ決断できないまま、姉と一緒に病院へ。

また決めてきてと冷たく診察室を出される。

姉はこの医師がどうも気に入らないらしく、セカンドオピニオンお願いだから言ってみてと言われた。

私「医者なんてそんなもの。どこに行ったって結果は同じ。セカンドオピニオンは受けるつもりはない。」


4月1日。

親友からの電話。

「お願いだから、セカンドオピニオン受けて。松山ではこの先生が乳がんの名医らしいから」と調べて送ってくれた。

それでも受けるつもりはなかったが、なぜかいつまで経っても答えが出ないまま6日の予約も13日に延ばし時だけが過ぎていった。

事がことだけに、今回の件は友達2人と姉と姪っ子しか知らない。

聞いた方はどう反応していいかわからないし、私もどうなっていくのか全くわからなかったから。

母親にも未だに言っていない。


コロナの正体もだんだん分かり始め、仕事も少しずつ戻ってきていました。

この頃の私はレッスンしながら、私がステージⅣなんてこの人たち誰も思ってもいないだろうな〜。しかもこんなに痛くも苦しくもないステージⅣってあるんだなぁ。

まだまだやりたいことあったな。

頼るところが何もない私。

倒れるまでは普通に大好きな仕事をしていたい。

後は姉に迷惑かけないようにしないとな。

荷物を減らし身の回りのものを整理して、愛犬と観葉植物の世話、家とかの後始末はお願いしなきゃなとかすごく冷静に自分の最期のことを考えてました。

友達もあまりにもポジティブで冷静で心が強い私の姿に驚いていました。

今思えば、こんなに強く冷静でいられたのは間違いなくピラティスとヨガのおかげだと思います。

     つづく










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