令和2年。2月27日。
コロナがだんだん身近になってきた頃。
乳がん手術からちょうど3年。
この3年病気を思い出すこともなく、忙しい日々を送ってました。
半年に1回の検診。これをクリアしたら、1年に1回の検診になる。
この頃月120本を超えるレッスンを持っていたので、正直病院の日程を組むのも大変でした。そろそろ検診もしなくていいんじゃないかなと思いながら病院へ。
マンモで異常なし。エコー、右がやけに長い。
結果、右胸上に影があり。
その日のうちに穿刺吸引細胞診。結果は6日家族と来てくれとのこと。
6日は仕事のため、12日にしてもらいました。
3月2日。コロナで明日からの仕事が全てなくなった。
やはり早く知りたいので、病院に6日にしてほしいと電話してみたが他の方が入って無理だった。
次の日、病院からの連絡でその方がキャンセルになったとのことで6日になった。
3月6日。18時。
結果は悪性。乳がん再発。
先生の話の途中、下の子供を連れて遅れてきた姉が入ってきた。
前回と同じ7ミリの腫瘍。
今回は少し大変なことになるかもしれないと先生。
再発の場合は温存より全摘の方がいいと。決断を迫られる。
私の中で全摘はあり得なかったが。
隣で姉が「私としては命の方が大切です。」と涙。
その横で冷静な私。
「なんか私死ぬことになってる。ちょっとお姉さん、私死なないよ。。」
と心の中で思いながら、つられて一筋の涙。
昔から窮地の時こそ、腹が据わるタイプ。
次までに決断してくれと言われ、「コロナで仕事なくなったのでいつでも構いません。」
普通こういう時ってつらいのかな?
辛いというより何にかはわからないけど、何かに苛立ってました。
つくづくおかしな女です笑
私のどこか他人事のようで太々しい態度に家に帰って姉にキレられた笑
ここからとんでもない事態に発展していきます。
つづく
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